高齢者福祉施設 お引越し moving to/from a nursing home

 私たちが子供の頃から一生懸命働き、家庭を守り、今私たちが生きる社会を必死に作り上げてきてくれた高齢者の方々。高齢者の方々の豊富な知恵と技術、経験から学ぶことは多く、特に家族にとっては、いつまでも身近で穏やかに暮らしてほしいものです。

 セカンドライフの充実医療・介護面での安心感を得るため、または独居不安の解消家族の介護負担軽減などの理由から高齢者福祉施設へご入居される方々が増えてきています。

 当社は高齢者福祉施設の入退去のお引越しに特に注力しており、多くの経験と技術をもってご協力させていただきます。

 慣れ親しんだご自宅を離れ、高齢者福祉施設へお引越しされることは大きな環境の変化を伴い、ご不安が多いもの。当社は少しでもお客様のご不安を和らげることが出来るよう、思い出のご家財を大切に運搬し、施設の方々と積極的にコミュニケーションをとり、お客様が円滑に施設での生活を始められるよう最大限尽力します。大切な思い出も一緒にお引越し、家族と、新しい仲間と充実したセカンドライフをスタート出来ますよう、全力でご協力します。

無料オプション FreeOption

電動介護ベッド分解・組立:電動介護ベッドの分解、移送、組立を無料にて承ります。部品は緩衝マットに包み、大切に移送。移送完了後、組立の上、電動稼働に問題ないことをご確認いただきます。

 ※運搬実績:パラマウントベッド・電動リモートコントロールベッド・intime1000セミシングル

TVの取外し・取付:ケーブル配線の取付け後、無事TVが映ることをご確認いただきます。

マットレスカバー:ダブルベッドサイズ(縦208㎝×横160㎝×幅38㎝)まで収納可能。防水、ハンドル付きで清潔にお客様のマットレスをお運びいたします。

ハンガーボックス:幅約50㎝。ハンガーにかけたお洋服をそのままお運び出来ます。  

セカンドライフのスタートに Second Life

 老人ホームや介護施設、高齢者住宅、グループホーム、ケアハウスなどの入居や退居、移動にともなう比較的小規模なお引越しには作業員1名、混載のない軽トラック安全面でも経済的にも最適です。ぜひ赤帽にお任せください。

 大切に使っていた思い入れのある家具や使い慣れた家電。これからの生活に必要な身の回りの品など赤帽が大切に運ばせていただきます。もちろんお部屋からお部屋までお運びしますのでご安心下さい。

急なご依頼

ご自宅から老人ホームや介護施設へのご入居に伴う引越しや、各種施設からの退居、施設から施設への移動など急なスケジュールもぜひご相談下さい

複数箇所への立ち寄り

引越し途中にご家族やご親戚のお宅に立ち寄り一部の荷物の積み降ろしを行ったりすることも可能です! 場所・時間指定も可能。これも小回りの利く赤帽ならではです。

家具・家電のみ

自家用車で運べない大きな家具・家電・お仏壇など、1点からでも運送承ります!専用の緩衝マットで大切に養生の上、思い出のご家財を安全丁寧にお運びいたします。

大きなお荷物・たくさんのお荷物

大きな重いお荷物やたくさんのお荷物がある場合など、他の赤帽組合員と協力して複数台数対応で承ることができます。
短距離のお引越しや駐車スペースを確保しにくいお引越しなど、大型トラックでの対応が難しい場合は、一度弊社にご相談ください。

高齢者福祉施設 入所の流れ

1.資料請求・ホーム選び

老人ホームを検索するにあたって、まずは希望条件を確定させる必要があります。

条件としては資金や立地条件、サービス内容などがあります。また入居する方の生活状況や心身状態、嗜好なども考慮して施設を探しましょう。

いくつかの施設に目星を付けたら、より詳しく施設の情報を確認するために老人ホームのパンフレットを請求します。パンフレットには「サービス内容」や「料金体系」などが細かく掲載されており、施設を比較する際に役立ちます。

老人ホームを探す際は「本人の健康状態」や「認知症発症の有無」「要介護認定の段階」をあらかじめ確認しましょう。

なお健康状態は、持病の種類と病院への通院の必要性の有無が重要なポイントです。

また、老人ホームに入居するための資金、サービス内容なども重要です。特に有料老人ホームは入居費用が大きく異なるので、無理なく入居を継続できる施設を選びましょう。

食事やレクリエーションなどのサービスは、本人の嗜好に合っているかどうかも重要です。

スムーズな施設選びを行うためにも、これら条件のうちどれを最も優先するのか、妥協できるのはどれかを家族も交えて話し合うことが大事です。

次に、優先度の高い条件をキーワードとして、老人ホームを調べましょう。

老人ホームを探すときの相談先としては以下のような機関があります。

 ・オンラインで完結できる紹介サービス

 ・対面で相談できる紹介センター

 ・地域包括支援センター

 ・高齢者総合相談センター(福祉事務所)

 ・担当のケアマネージャー

自分に合った施設を探すため、また入居後のトラブルを避けるためにも、老人ホーム探しは専門家に相談しながら行いましょう。

施設を比較する際には以下の点に注目しましょう。

 ・自分の要介護状態に対応できる施設か

 ・入居一時金、月額利用料は予算内に収まるか

 ・必要なサービスが提供されているか

 ・立地条件に問題はないか

 ・施設の運用方針に賛同できるか

2.ホーム見学

施設見学は自分に合った最適な施設を選ぶうえで、重要な行程の一つです。

一つの施設に絞るのではなく、複数の施設を見学することで比較検討もしやすくなります。

また体験入居をすることで、施設見学だけでは確認できなかったこともチェックできるほか、入居後の生活をより具体的にイメージできます。

見学の申し込みをするときは「何時に見学ができるか」「食事の試食はできるか」なども確認しておくようにしましょう。

施設の担当者がいる日に合わせる必要もあるため、見学予定日の直前になってから連絡しても予約は取りにくいです。しっかりと日程調整し、早めに予約を取るようにしましょう。

施設見学の際はメモ帳を持参するようにしましょう。あらかじめ質問事項などをメモ帳にまとめておくと、聞き逃す心配もありません。

また、携帯電話やカメラで写真を撮るのも、後からゆっくり施設の様子を見返せるのでおすすめです。撮影する場合は、必ず施設職員に許可をもらうようにしましょう。

3.体験入居

体験入居とは、お試しとして3日~1週間ほど老人ホームに入居できることです。

実施の有無は施設により異なりますが、主に有料老人ホームで行われていて、1泊につき5,000~1万円程度で体験入居できます。

体験入居はリアルな情報が得られる一方で、受け取る情報量も多いもの。

判断材料が多くなってしまい、結果、本入居する施設を決めきれなくなってしまうこともあるでしょう。

そのため見学する施設は複数でも、体験入居は本入居を見据えた施設だけに絞って行うようにしましょう。

 

4.契約

施設見学と体験入居が一通り終わったら、施設入居の申し込みです。

この時に注意したいのが「申し込みをしても、すぐに入居できるわけではない」ということです。

申し込みを終えた状態はいわば「仮押さえ」の状態。仮押さえの間に入居に必要な書類の用意や、面談日時を施設側と決めます。仮押さえ期間はたいてい1ヵ月ほどとされていますが、施設ごとに異なります。

入居先となる老人ホームを決めたら、施設側と契約を締結します。

契約の際は「必要な書類の準備」「スタッフとの面談」「入居審査」など以下の行程で進んでいます。審査の結果、問題なければ契約を締結します。

仮押さえの期間に準備する必要がある書類としては診療情報提供書健康診断書があります。

・診療情報提供書

 主治医がほかの医師に患者を紹介する際に発行する書類のこと。

 日常生活上の注意点など、施設スタッフに把握して欲しいことなどが記載されています。

・健康診断書

 病院で健康診断を受ければ発行される書類のこと。健康診断書取得まではおおよそ2~3週間かかることが一般的です。

 なお、健康診断書は取得しなくても良い場合もあります。時間とお金がかかる診断書は必要か否かがわからない場合は、施設に問い合わせましょう。   

申し込み後、施設との面談が実施されます。面談では、施設側が利用者の健康状態や希望条件などをチェックします。

要介護者であれば、ケアマネージャーが同席して施設長など管理者クラスの人と面談を行います。

もし、入居予定者が入院しているなどの理由により、施設に行くことができない場合は、入院先に出向いてもらえることがほとんどです。遠慮なく希望・状況を伝えるようにしましょう。

面談の内容を受けて、施設内で審査が行われます。ここで検討される内容は主に、要介護度や健康状態、経済状況の3つです。特に経済状況は、身元保証人の有無に重点が置かれます。昨今では、身元保証人がいなくても入居が可能な施設も増えてきています。後見人制度や民間の保証会社を利用することが可能なので、身元保証人がいない方は前もって、どのように身元保証をするか考えておくと良いでしょう。   

審査を無事通過しましたら、契約です。

※契約時に必要なもの

 ・印鑑・印鑑証明(施設による)

 ・連帯保証人

 ・身元引受人の印鑑

 ・連帯保証人

 ・身元引受人の印鑑証明(施設による)

 ・戸籍謄本

 ・住民票

4.入居

施設側と入居契約を締結したら、実際に入居する日を決定します。引越しの準備などを考慮して、無理のないスケジュールを組みましょう。入居日が決まったら、転居に向けた準備を進めます。施設によって持ち込める物は異なるので、あらかじめ施設側に問い合わせましょう。

※入居時に必要なもの

 ・カーテン

 ・ベッド(レンタルも可)

 ・テレビ

 ・タンス

 ・冷蔵庫

 ・洗濯機(共有の場合もあり)

 ・食器

 ・衣類(服・下着・パジャマ・紙おむつなど)

 ・タオル類

 ・靴(外履き、内履き、リハビリシューズなど)

上記はあくまで一例です。施設によってはあらかじめ用意されており、購入する必要のないものもあります。余計な出費にならないよう事前に確認しましょう。

   

入居に際しては是非、当社にご連絡をください!安心して新しい生活をスタートいただくために、誠心誠意、お客様のご家財を大切にお運びいたします。

高齢者福祉施設 各種特徴

  • 介護付き有料老人ホーム
    24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、食事、入浴、排せつなどの介助サービスが受けられる介護施設です。 主に民間企業が運営しており、一定の設備、人員、運営基準のもと都道府県の指定(認可)を受けている施設を指します。
  • 住宅型有料老人ホーム
    食事や洗濯、掃除などの生活支援サービスが提供される高齢者向けの居住施設です。介護が必要になった場合は、外部の訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを組み合わせて利用することができます。
  • 特別養護老人ホーム
    主に要介護3以上の高齢者が入居できる介護保険施設です。在宅での生活が困難な高齢者に対して、日常生活の介護や機能訓練、健康管理など、必要なサービスを24時間体制で提供します。比較的低料金で利用できるのが特徴ですが、入居には要介護度や空き状況などの条件があります。
  • 介護老人保健施設
    要介護状態の高齢者が、在宅復帰を目指してリハビリテーションや必要な医療、介護サービスを受けるための施設です。主に、病院からの退院後に自宅での生活にすぐ戻ることが難しい場合や、在宅での介護が一時的に困難になった場合に利用されます。
  • サービス付き高齢者住宅
    高齢者が安心して暮らせるように、バリアフリー化された住居を提供し、安否確認や生活相談サービスを提供する賃貸住宅です。
  • ケアハウス
    60歳以上(夫婦はどちらか一方)で自炊ができないなど身体機能の低下や高齢のために独立して生活するには不安がある方を対象に低額な料金でご入居いただける施設です。
  • グループホーム
    アットホームな雰囲気の中、認知症の改善、進行の緩和を目指す共同生活住居です。